グレビーシマウマ – 絶滅危惧種と国立公園

0 Comments


スポンサーリンク

TOP > 哺乳類 > ウマ目 > グレビーシマウマ

和名 : グレビーシマウマ

学名 : Equus grevyi
分類 : ウマ目ウマ科
分布地域 : エチオピア、ケニア
IUCNレッドリストカテゴリー(ver.3.1) : 絶滅危惧IB類(EN) 体長240cm~300cm、肩高125cm~150cm、尾長40cm~70cm、体重350kg~430kg。シマウマの中で最大の種。 体毛は白く、全体に黒色の縞模様を持つ。 半砂漠地帯の草原に棲息する。 1頭のオスと数頭のメスとその子供たちによって群れを形成する。 朝と夕方に草本を食べて日の高い日中は休んでいる、寝る時は群れで固まって立ち姿勢のまま眠るが子供は座って眠る。 水なしでも約5日生きる事が出来るが水が十分にある時は毎日飲む、干ばつの間は地面に穴を掘って水脈を見つける事も出来る。 繁殖は1年中行うが8月~9月にする事が多い、妊娠期間は約13ヵ月で1頭の子供を生む、子供は3年間は母親と共に過ごす。寿命は18年~30年。 ソマリア、スーダン、シブチ、エリトリアにも棲息していたが現在は絶滅している。以前は美しい縞模様の毛皮を狙った狩猟によって数を減らしていた、1977年に狩猟が禁止されてからは棲息地の消失や家畜との食料の競合などが脅威になっている。個体数は1970年代には15000頭と推定されていたが、2001年には3500頭以下にまで減少したといわれている。
エチオピア

・アファール州ヤングディラッサ国立公園(Yangudi Rassa National Park)

スポンサーリンク