コシアカキジ – 絶滅危惧種と国立公園

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和名 : コシアカキジ

学名 : Lophura ignita
分類 : キジ目キジ科
分布地域 : ブルネイ(ボルネオ島、バンカ島)、インドネシア(スマトラ島)、マレーシア(サバ州、サラワク州)
IUCNレッドリストカテゴリー(ver.3.1) : 準絶滅危惧(NT) オスは体長約65cm、翼長約270cm、尾長約25cm。 体毛は全体的に紺色、腰や腹部はオレンジ色で尾は黄色い、頭部には冠羽がある。メスは体長約55cm、翼長約165cm、尾長約17cm。体毛は全体手派に褐色、腹部に白い鱗模様がある。 標高1000m程度までの森林に棲息している。数羽~十数羽の群れが観察されている。

食物は果実、種子、昆虫などを食べる。

マレーシアでは6月~8月が繁殖期で、地面に浅い穴を掘り枯葉を敷き詰めた巣を作る。卵は4個~8個産み、飼育下での抱卵期間は約24日。 農地化や商業目的の森林伐採、食用やペット用の狩猟が脅威となっている。個体数は10万羽以上いると推定される事もあるが、森林伐採の速度が速いため今後も減少していくと考えられる。
マレーシア
・パハン州クラウ野生生物保護区(Krau Wildlife Reserve)

・パハン州、クランタン州、トレンガヌ州

タマン・ネガラ国立公園(Taman Negara National Park)

インドネシア

・ランプン州ワイカンバス国立公園(Way Kambas National Park)

・中部カリマンタン州

タンジュンプティン国立公園(Tanjung Putting National Park)

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