ニシアフリカコビトワニ – 絶滅危惧種と国立公園

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和名 : ニシアフリカコビトワニ

学名 : Osteolaemus tetraspis
分類 : ワニ目クロコダイル科
分布地域 : アンゴラ、 ベナン、ブルキナファソ、カメルーン、中央アフリカ共和国、コンゴ共和国、コンゴ民主共和国、コー​​トジボワール、ガボン、ガンビア、ガーナ、ギニア、ギニアビサウ、リベリア、ナイジェリア、セネガル、シエラレオネ、トーゴ
IUCNレッドリストカテゴリー(ver.3.1) : 絶滅危惧II類(VU) 体長150cm~190cm、体重最大80kg。 体色は幼体の時は黄褐色だが、成長すると共に黒になる。 熱帯雨林の河川周辺に棲息している。夜行性で、繁殖期を除いて単独で行動をする。

食物は魚、両生類、爬虫類、甲殻類、腐肉などで、乾季には甲殻類を中心に食べる様になる。 繁殖期は5月~6月で水辺に塚状の巣を作り、10個~20個の卵を産む。卵は80日~105日で孵化する、その間メスは捕食者から卵を守る。 森林伐採による棲息地の消失や狩猟によって減少している。 皮は加工が難しく価値がないとされているが、ワニの中では大人しい性格である事から食用としては多くの国で乱獲されており、コンゴでは毎年数万頭のニシアフリカコビトワニが市場で売買されている、同様の理由でガンビアやリベリアなどでは絶滅寸前まで追い詰められている。 最近は調査がされていないため正確な個体数は解っていない。
コートジボワール
・低サッサンドラ州、中カヴァリ州タイ国立公園(Taï National Park)

・ブナ県、フェルケセドゥグ県

コモエ国立公園(Comoé National Park)

ガボン

・ガンバロアンゴ国立公園(Loango National Park)

シエラレオネ

・東部州ゴラ国立公園(Gola National Park)

カメルーン

・南西州タカマンダ国立公園(Takamanda National Park) カンポ・マン国立公園(Campo Ma’an National Park)

・南部州

コラップ国立公園(Korup National Park)

ガーナ

・ウェスタン州ニニ・スイン国立公園&アンカサ資源保護区(Nini Suhien National Park & Ankasa Resource Reserve)

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