バンテン – 絶滅危惧種と国立公園

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和名 : バンテン

学名 : Bos javanicus
分類 : ウシ目ウシ科
分布地域 : インドネシア(バリ島、ジャワ島、ボルネオ島)、タイ、ベトナム、ラオス、カンボジア、マレーシア、ミャンマー、オーストラリア
IUCNレッドリストカテゴリー(ver.3.1) : 絶滅危惧IB類 (EN) 体長190cm~230cm、肩高120cm~190cm、体重400cm~900cm。体毛は茶色、オスの方が濃く焦げ茶の様な色になる。角はメスは真っ直ぐ短い、オスは大きく湾曲している。 密生した森林に棲息している。2頭~40頭の群れを形成する、通常1頭のオスと数頭のメスとその子供によって構成されるが、群れに入れなかったオスのみの群れや単独行動をしているオスもいる。夜行性だが、人間の圧力が加わる前は日中に活動していたと考えられる。 一日の殆どの時間を森林の中で過ごすが採食する時だけ開けた草原に出てくる、食物は主に草本だが木の葉も食べる。 繁殖は2月~3月に1頭の子供を産む、妊娠期間は9ヵ月~10ヵ月で離乳までは6ヶ月~9ヶ月かかる。性成熟は2年~3年、寿命は平均20年。 角をハンティングトロフィーにする為や食肉用の狩猟、家畜との交雑によって、ここ数十年で80%という驚異的な速度で減少している。 野生での総個体数は5000頭以下と推定されている。
インドネシア
・バンテン州ウジュン・クロン国立公園(Ujung Kulon National Park)

・東カリマンタン州

クタイ国立公園(Kutai National Park)

・東ジャワ州

メル・ブトゥリ国立公園(Meru Betiri National Park) アラス・プルウォ国立公園(Alas Purwo National Park) バルラン国立公園(Baluran National Park)

タイ

・ペッチャブリー県、プラチュワップキーリーカン県ケーンクラチャン国立公園(Kaeng Krachan National Park)

・ラムプーン県、ターク県、チエンマイ県

メーピン国立公園(Mae Ping National Park)

・ブリーラム県、ナコーンラーチャシーマー県、プラーチーンブリー県

タップラン国立公園(Thap Lan National Park)

・スラートターニー県

カオソック国立公園(Khao Sok National Park)

ベトナム

・ホーチミン市カッティエン国立公園(Cát Tiên National Park)

・ダクラク省

ヨックドン国立公園(Yok Đôn National Park)

ミャンマー

・ザガイン管区アラウンドーカッタパ国立公園(Alaungdaw Kathapa National Park)

オーストラリア

・ノーザンテリトリーガリグ・グナク・バルル国立公園(Garig Gunak Barlu National Park)

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