ガラパゴスゾウガメ – 絶滅危惧種と国立公園

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和名 : ガラパゴスゾウガメ

学名 : Geochelone nigra
分類 : カメ目リクガメ科
分布地域 : ガラパゴス諸島
IUCNレッドリストカテゴリー(ver.3.1) : 絶滅危惧II類(VU) 甲長1.2m以下、体重約200kg。甲羅の色は灰茶色、皮膚は全身灰色で硬い。 サボテンや木の生える草原や岩場などに棲息する。 食物は果実やサボテンの葉を食べる、膀胱に水分を蓄える機能を持っている為、水なしでも何ヶ月も生きる事が出来る。 繁殖期になるとオスは攻撃的になる、産卵時には土に穴を掘り7個~20個の卵を産み埋める。 1790年頃よりこの島を訪れる捕鯨船の船員から娯楽目的や食用として捕殺されていた。 この頃は人間以外に脅威が少なかった為まだ多くの個体数を保っていたが、1830年頃からこの島に人間が住みだすと、イヌ、ブタ、ウシなどが家畜として移入してきた、これらの動物がガラパゴスゾウガメの卵や子供、主食である植物を食べつくしてしまった事から個体数は激減してしまった。 現在は外来動物の除去や人工孵化させた子供を野性に返す取り組みが行われており、最も危機的な状況だった時と比べ個体数は約2倍まで増加している。
エクアドル
・ガラパゴス諸島ガラパゴス国立公園(Galápagos National Park)

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