キガシラウミワシ – 絶滅危惧種と国立公園

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和名 : キガシラウミワシ

学名 : Haliaeetus leucoryphus
分類 : タカ目タカ科
分布地域 : 中央アジア、南アジア、西アジア
IUCNレッドリストカテゴリー(ver.3.1) : 絶滅危惧II類(VU) 体長76cm~84cm、翼幅180cm~205cm、体重2kg~3.7kg。体毛は全体的に茶色いが頭部と首はベージュ、尾は白く先端に黒い帯がある。 乾燥地帯の河川や湖の周辺に棲息している、最大で標高5200m程の高地にも現れる。

キガシラウミワシの主な食料は魚類で、他には鳥類、げっ歯類、カエル、爬虫類、腐肉等も食べる。 地域によっても変わるが繁殖期は3月頃で、水辺の高木の一番上に草や枝を使った巣を作り1個~3個の卵を産む。抱卵期間は40日~45日だが生き残れるのは殆どの場合1番最初に孵化した雛のみである、ひな鳥は生後約1ヶ月で巣立っていく。 森林伐採や狩猟などの人間の圧力によって個体数は減少している。 営巣地に適した高木が伐採され農薬や工業排水によって水質が汚染されている事が繁殖率を低下させている。 また、獲物となる鳥類や魚類を人間が乱獲する事で食糧不足が発生している地域もある。 個体数は4000羽~1万5000羽程と考えられる。
インド
・ウッタラーカンド州ジム・コルベット国立公園(Jim Corbett National Park)

・アッサム州

カジランガ国立公園(Kaziranga National Park) ナメリ国立公園(Nameri National Park)

・西ベンガル州

ジャルダパラ国立公園(Jaldapara National Park)

ネパール

・ナラヤニ県チトワン国立公園(Chitwan National Park)

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