コモドオオトカゲ(コモドドラゴン) – 絶滅危惧種と国立公園

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和名 : コモドオオトカゲ(コモドドラゴン)

学名 : Varanus komodoensis
分類 : 有鱗目オオトカゲ科
分布地域 : インドネシア
IUCNレッドリストカテゴリー(ver.3.1) : 絶滅危惧II類(VU) オスの体長240cm~300cm、体重は約90kgメスの体長は約210cm、体重は約70kg。体色は暗褐色、太い胴に強力な歯と爪を持つ。 暑く乾燥した森林に棲息している。 食物は若い個体は昆虫や小動物を食べる、成体になると、ヤギ、ウシ、シカ、イノシシなど大型の哺乳類を食べる様になる。 コモドオオトカゲの歯には敗血症を引き起こす細菌が含まれており獲物は逃げ切れたとしても噛まれれば高確率で死に至る、コモドオオトカゲは鋭い嗅覚で獲物の匂いを辿り10キロ近く離れていたとしても死体のある場所まで集まってくる。 外温動物のため日中は体温を上げるために日光浴に時間を費やす、夜になると穴の中で眠る。 9月頃になるとメスは巣穴を掘りその中に約20個の卵を産む、孵化までに8ヶ月掛かりその間メスが卵を守る。 性成熟は3年~5年、寿命は最大で50年。 棲息地の破壊や人間との食料の競合によって減少傾向にある、またインドネシアでは法的に保護されているが密猟も後を絶たない。かつてはパダール島にも棲息していたが餌となるシカを人間が狩り尽くした為に1975年に絶滅している、フロレス島でも森林の過度な伐採で個体数は激減している。 動物園で飼育繁殖した個体を野性に放つと言う計画もあるが実行はされていない、個体数は野生で3000頭~5000頭とされる。
インドネシア
・小スンダ列島コモド国立公園(Komodo National Park)

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