アビシニアジャッカル – 絶滅危惧種と国立公園
8月 26, 2015
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和名 : アビシニアジャッカル
学名 : Canis simensis
分類 : ネコ目イヌ科
分布地域 : エチオピア
IUCNレッドリストカテゴリー(ver.3.1) : 絶滅危惧IB類(EN) 体長84cm~100cm、尾長25cm~30cm、体重10kg~15kg。背部は赤茶色、下部は白い。四肢が長く背が高い。 高山にある草原に家族群で棲息している。
日中に活動をしてエチオピアオオタケネズミなどの小型哺乳類を狩りに行く、狩りは単独で行い獲物の巣穴近くで聞き耳を立て、巣穴から出て来た所を狙って捕らえる、他に鳥類や動物の屍肉なども食べる。
繁殖は約9週間の妊娠期間の後に2頭~5頭の子供を産む。寿命は5年~10年。 人間が山地帯に住むようになると害獣として駆除されるようになった。また、飼い犬との接触によって犬ジステンパーが蔓延したり交雑が進んでいる。 1974年に保護動物に指定されたが形だけで具体的な保護政策は現在まで実施されていない。 個体数は400頭~500頭と推定されている。
エチオピア
・ゴンタール州シミエン国立公園(Simien Mountains National Park)
・オロミア州
バレマウンテン国立公園(Bale Mountains National Park)
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