アオコンゴウインコ – 絶滅危惧種と国立公園

0 Comments


スポンサーリンク

TOP > 鳥類 > オウム目 > アオコンゴウインコ

和名 : アオコンゴウインコ

学名 : Cyanopsitta spixii
分類 : オウム目インコ科
分布地域 : ブラジルのバイーア州サンフランシスコ川周辺
IUCNレッドリストカテゴリー(ver.3.1) : 絶滅危惧IA類(CR) 体長55cm~57cm、尾長26cm~38cm。体毛は青灰色と青色でくちばしが黒い。翼が大きく尾が長い。 カーチンガと呼ばれる有棘低木、サボテン、アガベなどが植生する半乾燥地帯の森林に棲息している。 食物は樹木の種子や果実を食べる。 繁殖期になると樹洞に巣を作り、2個~3個の卵を産む、抱卵期間は約1ヵ月で雛鳥は2ヶ月ほどで巣立つ、巣立ち後も3ヶ月間は親から餌を与えられる。 ペット用や食用としての狩猟と森林伐採によって野生では絶滅している可能性が高い。 アオコンゴウインコの棲息地は1985年にバイーア州北東部の森で5羽が発見された事で判明した、バイーア州では罠猟が続けられており1988年に最後と思われた3羽がハンターに捕獲され一度は野生での絶滅宣言がされた。 しかし1990年に1羽のオスが新たに見つかり、この1羽を保護して繁殖させる計画が行われた、飼育繁殖させたメスを野生に放ちツガイを形成させる計画だったが上手くいかずに失敗している。 残ったオスは2000年に姿を消しており何らかの理由で命を落としてしまったと考えられている、飼育繁殖させた個体を野生に放つ時はこのオスに野生で行きぬく知識を伝えて貰うはずだった為、今後飼育されている固体を野生に放つかは慎重に検討されている。 個体数は飼育下で100羽以下。 不明

スポンサーリンク